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森をつくる

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ここ数年環境環境とどこでも耳にするようになりました。 昔から地震や水害など災害の多い日本ですが、確かに温暖化、自然災害、ゲリラ豪雨と、何かのバランスが壊れ地球が悲鳴を上げているのを感じます。 ここまで変化の速度が速く複雑化した時代にその原因が何かと一言で表すには、人間は深い爪痕をつけすぎてしまったように思います。 とはいえあきらめてしまっては何も変わりません。ではこれから何ができるのか?どうあるべきなのか? 先日 明治神宮に行きました。 言わずもがな1912年に明治天皇が崩御され、その後大正3年に崩御された昭憲皇太后とともにおまつりしたいと全国民の勤労奉仕により1920年に創建されたものです。1920年・・・すなわち大正9年です。 その名前から明治時代につくられたものと勘違いされそうですがそれほど昔の話ではないのです。 有名な話ですがこの神宮内苑の樹木はもともと荒地だったところに100年後の姿を想定してつくられた人工林です。 人工林を100年の歳月をかけて自然林化する。意図的に。 植林事業は1915年からとされているので今その想定されていた時期に来ていることになります。 これらは先週の様子です。 どうでしょう!この厚みのある深い緑!! 人々が本気になればこれだけの期間でこれだけの森をつくり出すことができるのです!! そして通路の砂利なんかは手入れをされていましたが、森に関してはただただ自然の摂理の中で美しい姿を維持し続けている。 その一方で公園の管理費だ、街路樹の維持費だ 毎年頭を痛めるお役所さんとそれに振り回される業者たち・・・ 根本から何かがズレていると言わざるを得ません。 環境のことをケアし持続可能とはどういうことかをすべての人間が意識しなければならないとようやく気付き始めた今、改めてこの明治神宮を見ることで多くのことを気づき学ばされると痛感しました。

コンテナ栽培宅配サービス

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弊社One & Natureでは自分で言うのもなんですがこんなおもしろいサービスも行っています。 『コンテナ栽培宅配サービス』 簡単に言うと深型のプランターに30リットルの専用培養土を入れた状態のものを春先に玄関先までお届して、収穫の終わった秋口に土と一緒にプランターを回収、翌春にまた新しい土を入れたものをお届けするというサービスです。 ランドスケープ事務所と言っていてなぜこんなことをやり出したのか? 理由があります。 ランドスケープという言葉はこの国ではまだはっきりとした定義づけがされていない言葉かもしれません。 自分の中では植物の力を借りて色々なものを繋げてゆく、紡いでゆくことだと思っています。 根底に同じその思いを持った多業種の専門家が知恵を出し合い美しい持続する世の中をつくってゆくことだと。 植物の勉強をし出した頃は本当に一職人として『見て覚えろ』の職人の世界でひたすら植物と向き合いました。 そうして長いこといる中で植物好き土いじり好きのお客さんの中には高齢者の方も多く、仕事しながらいろんなお話をすることも楽しみにしていましたがそうした方たちの中で歳ととともに膝や腰が痛くなったり、除雪がしんどくなったり、親族に半分無理やりだったりで施設に入らざる得なくなった方も多くいました。 施設とはどういうところか。 それを知るために少し介護のことを勉強していたこともありました(おかげでホームヘルパーや福祉住環境コーディネーターという資格も持てました 笑)。 しかし笑いごとでないのはその施設の実情。 窓は閉ざされ(利用者さんに認知の方もいる場合事故防止の意味もあり)、毎日同じカリキュラムの中で過ごし、自分が実習でお邪魔している間にはこんなこともありました。 ものすごい台風の日があってその建物に入るまでに自分はびしょ濡れになり『いや~ すごい天気ですね!』と言いながら施設の中に入ったら、中の利用者さんは外が台風であることにすら気づいていなかったんです!! スタッフは責められません。 みんな過酷な労働状況の中で必死に誠実に仕事をしていました。 それでも自分は思いました。 この歳になるまでただただ一生懸命に生きてきて、今のこの国の礎をつくってきてくれた方々の今この施設内で過ごしている日々はおかしいと! そこ