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5月, 2017の投稿を表示しています

クローバーとバラの庭

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今回ご紹介する庭の相談は2区画ある土地の半分を現在の住居として使っているものの、残り半分はいづれお子さんが大きくなった時には隣に家を建てることも考えているもののまだ先の話だしどうしたものかというものでした。 施工前の写真がこちら もう一つの要望として御覧の通り裏の通りへショートカットするのに最適な形となっており、自転車や歩行者で私有地を横切る人が後を絶たないということでした。 この形だとそうなりますよね。 治安としても良くないしということで相談をいただきました。 植物を扱ううえで何よりも大切な要素の一つに土の扱いというものがあります。 上物だけを飾ることに夢中で土の下を見ていなければ、施工直後にいくら立派なものができていてもその魅力は3年と持ちません。 この区画は火山レキで埋め戻されていました。 工事残土や石やガラも一緒に埋め戻されているようなことも多々ありますが火山レキであればいくらでも使いようはあります。 今回いづれお子さんが家を建てる可能性を考え大きな作工物をつくるのは避けました。 とにかく今住まわれている建物の窓から緑が見えること、通り抜けを防ぐこと、将来的なことを考え奥にバッファとして常緑樹を列植、土分を少し足し既存の火山レキと撹拌して土壌基盤とし、そのまま漉き込んでしまってもいいようにクローバーの種を蒔きました。 これが翌年の様子です 。 窓から見える景色で部屋の中にいるときの気持ちも変わります。 今ではバラもニオイヒバも大きく育ちすっかり以前の無機質な空間ではなくなりました。 使い場所や場面は判断する必要がありますが、クローバーは安価で窒素を固定してくれる優れた性質もあり、一つの選択肢としては十分アリだと思います。 こちらの庭でもボーダーガーデンやバラとの境にはクローバーが侵食しないように縁切り材を施工してあります。 工夫と植物の力をうまく借りることで潤いのある生活を送ることは可能です!

旧ハッサム住宅

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先日打合せで神戸に行ったときに寄りました 旧ハッサム住宅。 相楽園という庭園の中にあります。 明治後期の建物とされていて、高台にあったものを昭和に現在の場所に移築保存されました。 相楽園はひらどつつじなどのつつじ遊山が見どころで、普段この旧ハッサム住宅は内部を公開していないそうなのですがツツジの開花時期限定で公開されており、幸運にも中を見ることができました。 木造2階建てでいかにも明治時代の異人館といったたたずまいです。 写真手前に写っている傾いたレンガの塊は阪神・淡路大震災で落下した煙突で、震災の記憶をとどめるため展示してあるということでした。 歴史を感じることは一つの療法じゃないかな。 とても心が穏やかになります。 ついでに(なんて言ったら怒られるな 笑)相楽園の写真を最後に何枚か。 水のせせらぎを聞きながらゆっくり読書を楽しめるきれいなところでした。 機会あれば訪れてみてください。

テラスを大きくつくりハーブマットに(札幌OKM邸)

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手が入らなくなった庭をどうにかしたい 4年前の物件になります。 札幌市内の個人邸OKM邸。 庭好きの奥さんが亡くなられ手が入らなくなった庭をどうにかしたいというのが施主からの希望でした。 個人邸特有の部分で「オーナーの想い、感情」と「限られた予算の中で」というものがあります。 当然のことでその中でお施主さんの気持ちにこたえつつ現実の部分を知恵を絞り何とかクリアしてゆく。 個人邸の方がその想いという部分が強くなりますのでむしろハードルは上がります。 こちらが施工前 庭がお好きであったであろうことが想像できるものでした。 それだけに植物を知る者がいなくなれば手に負えなくなるということだと思います。 奥側の樹木主体のエリアと、建物側の芝生であったエリアを分けて考えることにしました。 当時の姿を残す形で奥は樹木の整姿と下草の整理、手前は芝生をはぎハーブマットとテラス、そして草花の世界に。 施工後 完成した姿がこちらです。 打合せを重ねるうちに季節はすっかり秋、紅葉しています。 施工直後の姿、その後の管理の方針、数年後の姿 個人邸の場合特にですが、生き物を扱う自分の世界では施工後も良いお付き合いをさせていただいているお客さんがたくさんいます。 つくった時が完成ではない世界ですので。 プランを考えるときはいつも 施工直後の姿、その後の管理の方針、数年後の姿 の3つを同時に頭に入れながら絵を描きます。 こちらのお客さんとも今も毎年夏の樹木の管理、冬前冬後の養生、清掃と仲良くお付き合いさせていただいています。 テラスを大きくつくり(既存のレンガを再利用しました)ハーブマットに変えることでこの程度の頻度で管理するだけでも維持できるようになりました。 厄介なものは伐ってしまえというところもある昨今ですが知恵を絞ってうまく付き合える方法を一緒に考えて、やはり土や植物に触れる生活をしてもらいたいと思います!