歴史ある街並みと落書きと

ヨーロッパでみかける残念なことといえばスプレーの落書きじゃないでしょうか。
古い建物を大切にする、広場を大切にする、電柱電線は埋設されている、日本人がうらやましいと思える要素がたくさんあるヨーロッパの街並み。
 

ドイツのとある街で。いい雰囲気です。
ところが足元見ると


以前イタリアに行ったとき、あこがれの街ボローニャのポルティコ(柱廊)のあちこちにスプレーで落書きされているのを見てショックを受けましたが、ドイツでも同じような光景が見られました。
まぁ自分も歴史ある城下町で生まれ育って、歴史ある土地柄のちょっと窮屈に感じる気持ちは理解できます。
このスプレーの落書きが似たような感情からのものかは分かりませんが、仮にそうだとしても残念過ぎます。

数年前にゆがんだ宗教観でイスラム国が世界遺産を破壊しました。
日本でも神社に落書きしたり油撒いたりとニュースになります。
長い歴史を積み重ねて今に至るものは一度壊したら取り返しがつきません。
誰の持ち物とか思想がどうだとかいう問題ではもうなくて、ここまで来たら地球の財産ですよね。
人間が愚かな過ちを繰り返さないための教訓でもあります。

社会への不満とか自分の信じる正義のためとか、そういったものと歴史の重みというものは全く別次元のもので、その表現の手段として歴史的なものを破壊するということは利己主義以外の何物でもないと思う。

地球愛を持たないと!!

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