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5月, 2021の投稿を表示しています

Before-After 緑の修景 1

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植物には多くの力があります。 元気をもらったりリフレッシュしたりという無形のものから環境、生態系、最近ではエネルギーに関することまでその効果は幅広く認められています。 その中で緑のつくる修景の力について。 街の中に公共の場所でも個人のお庭でも気持ち良い緑が広がっていれば街歩きが楽しくなります。 何か用事を済ますために街に出るのでなく、街を歩くこと自体が目的の街歩きが増えることは、人々を健康にし、環境への意識を高くし、自分の暮らす街への理解を深め、コミュニティの結束も強くします。 以前施工した法人の中庭の様子です。 施工場所は札幌市街のど真ん中。 施工前はこんな感じでした。 市中の山居とまではいきませんが、窓から眺めたときに窓枠をフレームにして、生きた絵画のような修景をつくり出す力が植物にはあります。 環境、生態系はつながり、人には心地良い空間。 そんな空間づくりをしていきたいと思っています。

緑の骨格

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以前自然界には直線という概念がなく、だからこそ人工の直線ラインと植物をどう組み合わせるかで様々な効果のあることを書きました。 ‘骨格’という言葉を聞くと柱が立っていたり塀で囲われていたりというイメージかと思いますが、この業界では‘緑の骨格’という表現をすることがあります。 文字通り植物を使って空間構成の骨組みをつくるということですが、いくつかの手法や効果があります。 シンボルとしてのランドマーク、遠近感を強調するボスケ、緩衝帯としてのバッファ、視線の抜けを遮るアイストップなど。 どうしても空間を仕切る必要がある場面というのはありますが、それを高いコンクリートの壁で仕切るのか常緑樹の列植で柔らかな壁をつくるのかで印象は変わります。 また人工の壁は音も風も跳ね返しますが、植物の壁はそれを受け止め、吸収します。 骨格を見誤ることは空間全体に影響しますので、場面場面で自然素材か人工物が適しているのか、様々な角度から正しく判断することが大切だと考えています。

成長と成熟 2

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前回に引き続きランドスケープに求められる成長成熟について。 モノの価値観は大きく変わりつつあります。 パンデミックがその勢いを後押ししました。  力ずくで技術力とコストかけて開発するのではなく、自然界の生命力を再認識し、その恵みを改めて感謝しながら享受し共生することがサスティナブルで本当の幸せだという考え方が世界でも広がっています。 SDGsの17の目標にも、根底にそうした意識の高まりがあります。 今でも良いお付き合いさせていただいています法人の中庭になります。 今はさらに濃い緑をつくっていますが施工当初はこんな感じでした。 限られた敷地の中でたくましく育ってくれる姿に感動します。 我々専門の人間も限られた知識と技術の中で精いっぱい想像力を働かせてプランづくりをしますが、最後には植物の生命力に委ねるしかありません。 決して人が上ではないんですね。 植物と人間が良い関係を築けるよう、お手伝いしていきたいと思います。

成長と成熟 1

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 ランドスケープの事務所をしていますと言われてももう一つどんな仕事なのかピンとこない方もおられると思います。 実際多岐に渡る分野です。 造園、土木、建築、都市計画、まちづくり、全てに関わりますが、大きな特徴のひとつには将来へのビジョンに向けて成長成熟し続けることがあります。 つくってお終いではないんですね。 その空間づくりに植物が大きな意味を持つことも特徴のひとつです。 施工後も長く良いお付き合いさせていただいているお庭です。 施工から間もない頃はこんな感じでした。 植物は条件がきちんと整えば、その後植物自身の力で大きく育ってくれます。 街中やあちこちの庭でその成長成熟する姿が目に入れば街歩きが楽しくなるし、元気もらえますね。 この成長成熟を計画すること ランドスケープに求められる大きなものと考えています。